キム・キャトラル出演「ゴーストハンターズ」

引き続き1980年代、おすすめの女優の出演する映画で、現在手に入りにくいものを紹介する。

キム・キャトラルは、1998年から2004年に放映されたTVシリーズ「セックス・アンド・ザ・シティ」で世界的にブレイクした。1980年代に出演した映画も人気がある。今回紹介する1986年の「ゴーストハンターズ」と、1987年の「マネキン」が一見に値する。ただし、どちらも日本語字幕・吹き替えのDVDは現在手に入れるのは困難だ。「ゴーストハンターズ」は、配信で観ることができるが、「マネキン」は配信もない。

手持ちのDVDで、「ゴーストハンターズ」を見直した。原題はBig Trouble in Little Chinaであり、こちらを覚えておかないと、有名な「ゴーストバスターズ」と混同してしまう。

1980年代後半は、キョンシーの出る「霊幻道士」シリーズが流行り、中国が舞台のカンフーアクション・ホラーの集客力が高かったのだ。「ゴーストハンターズ」は、サンフランシスコのチャイナタウンで繰り広げられるアメリカ映画。ノンストップ・SFXアクション・アドベンチャーと銘打たれ、カンフー、モンスター、ゴースト、魔法なんでもありだ。監督は、ジョン・カーペンター。

ジャックとワンの二人組が主人公。ワンの彼女で緑の瞳を持つ、中国からの留学生が魔法使いたちにさらわれた。キム・キャトラル演じる主人公たちの相棒も、緑の瞳をしていた。

「マネキン」のキム・キャトラル。こちらはロマンティック・コメディ。