ケラリーノ・サンドロヴィッチ「骨と軽蔑」

2024年2月29日、日比谷のシアター・クリエで、KERA CROSSシリーズの最終回となる第5弾「骨と軽蔑」を観た。

KERAの作品が上演されることの多い下北沢を離れ、シアター・クリエで、KERAの過去の作品を、さまざまな演出家の手で作り上げる企画のKERA CROSSだが、最終の5本目はKERA本人が演出する約束となっていた。作品も書き下ろしの新作となった。

宮沢りえ、鈴木杏、犬山イヌコ、堀内敬子、水川あさみ、峯村リエ、小池栄子の女優だけ七人による芝居である。

とある国では、東西に分かれての内戦が続いている。男性は皆、召集され前線に送られ姿が見えない。現在は残された女性たちと少年・少女からの召集が続けられていた。

チラシのコメントによると会話劇である。密度が高い。楽しかった。