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緑内障と禁忌薬について

こんにちは。受付スタッフ村田です。

今回は、緑内障の方が気にかけている禁忌薬についてご説明しようと思います。

市販の風邪薬や目薬の外箱、添付文書に『緑内障の方は使用しないでください。』等の注意喚起が書かれているのを目にすることがあるかと思います。

これは、緑内障の方が使用すると、薬の作用で急性の緑内障発作という症状を引き起こす恐れがあるためです。

緑内障発作とは、眼圧が急激に上昇し、眼の痛み、頭痛、吐き気等の症状が表れ、対応が遅れてしまうと失明に至ってしまう恐ろしいものです。

しかし、緑内障の方全てにこの発作が起こるわけではありません。緑内障にはその原因により様々なタイプがあります。発作を引き起こす可能性がある方は、閉塞隅角緑内障と診断された緑内障患者様のみです。その割合は、緑内障全体の12.0%つまり2割にも満たないごくわずかです。

風邪で内科にかかり、内科医から緑内障のタイプを聞かれた事のある患者様もいらっしゃるかと思いますが、それは同じ緑内障でも、発作を起こす危険性があるかどうかを判別するための確認です。

発作の危険を知っていた方、知らずに市販薬を服用していた方、様々だと思いますが、知らずに服用していた方は、発作を起こす危険のない緑内障の方か、もしくは閉塞隅角緑内障の患者様でもたまたま発作に繋がらなかったかのどちらかになります。

しかし、閉塞隅角緑内障の方にとっては、もし発作が起こった場合、失明に繋がる危険性があるため自己防衛は大切です。ご自身の緑内障のタイプ(原因)を知らない方は、主治医に確認し、緑内障について再認識していただければと思います。

緑内障のタイプ、発作のメカニズムについては(ちょっと難しい為)今後お話していく予定です。

 

 

お子さま受診のポイント その2

こんにちは。スタッフの菱沼です。

前回に引き続き、お子さまが受診する際のポイントをご紹介させていただきます。

前回は、保護者の方からお子さまへの説明のポイントでしたが、

今回は、保護者の方からクリニック側への説明のポイントです。

一言で申し上げます。

 

ズバリ、「記憶より記録」です。

 

いつから、どちらの眼が、どの様な症状で今どうなのか。

お子さまの眼に変化が表れた時から、簡易で良いのでメモ書きを残して下さい。

お子さまに限らず、クリニックを受診される方全てに使えるポイントです。

人の記憶は曖昧なものです。(と、私は感じています。)

記録があれば問診や診察がスムーズに行えます。

私はスマートフォーンのメモやカレンダーアプリを利用しています。

参考にしていただければと思います。

 

 

新年度

こんにちは。受付スタッフ久留飛です

いよいよ3月も今日で終わり、明日から4月。新年度となりますね。

新しく何かを始める方も多いのではないのでしょうか?

 

ここ最近、ひらと眼科では初めてコンタクトレンズを使う、といった方をよくお見かけします。

今まで眼鏡をかけていたり、裸眼での生活に慣れていると最初は違和感ありますよね。

検査や診察、コンタクトの種類を決めることはスムーズに進んでいきますが、大体の方はコンタクトレンズの装用練習に時間がかかります。練習の時間は人それぞれで、30分程で終わる方もいれば、中には2~3時間かかってしまう方もいらっしゃいます。

ですが、どれだけ時間がかかってしまっても、無理なくコンタクトレンズを使って頂きたいので検査員とのマンツーマンスタイルで最初から最後までサポートするので安心して頂ければと思います*

 

ちなみに、初めてコンタクトを使用される方は最終受付時間が午前中が11時30分まで、午後が18時までとなりますのでご注意ください!

海外の目薬 5

 

こんにちは ひらと眼科看護師の竹下です。

海外の目薬第5弾、オランダの目薬です。

全てオランダ語で書かれていて、英語やほかの言語での訳や説明がないので、お手上げです。

どうやらコンピューターによって眼の緊張が引き起こされたときや、TV見た時などに1日に数回1~2滴必要に応じて繰り返し使う、という事らしいです。

どの国でもスマホやパソコン画面などスクリーンを見る機会が多い環境なのは日本と同じようで、ドライアイによる疲れ目は万国共通ですね。

過度のパソコン作業やスマホなどモニターを見つめる長時間続けると、ドライアイ症状が起こりやすくなります。

乾燥も冬の時期ほどではありませんが、エアコンなどにより症状が悪化したりすることもあります。

眼が疲れやすい、重たい、不快感などを感じたら、ぜひ診察を受けるようにしてください。

 

ちょっとこむずかしい点眼のはなし【2】

こんにちは。ひらと眼科看護師の長谷川です。
今回は緑内障点眼のおはなしです。

昨年末に新しい緑内障点眼『ミケルナ配合点眼液(大塚製薬)』が発売されました。

 

 

 

 

 

 

これはミケランLA(カルテオロール→血流がよくなると考えられている)とキサラタン(ラタノプロスト→緑内障点眼薬の主流で副作用が少ないとされいる)の合剤で常温保存が可能です。

緑内障の同じような点眼の中ではしみることが少ないとされています(さし心地はヒアレインと同じくらいとのことです)
緑内障の点眼は毎日しっかりと点眼することが大切なので、さし心地が良いのはとても重要かと思います。
その点で長期点眼を行っていく上で期待しています。

この点眼の他にも新しい点眼の開発が行われ、新しい作用、さし心地の改良、血流改善などの眼圧以外の因子に有効に働く点眼も作られています。

点眼薬の処方については主治医とご相談下さい。

今年も、、

こんにちは

まだまだ寒い日が続きますが、今年もスギ・ヒノキの花粉シーズンがやってきましたね。

関東は昨年より飛散量が少ない地域もあるみたいですが

全国的には昨年より多く花粉が飛ぶ予報が出ているそうです。

花粉症には早めの対策が肝心なので、マスクや保護メガネをしても

症状がつらい時は我慢せず症状に合った診療科へ行くことをオススメします。

 

この時期には眼科にも、花粉症の患者様が多く来院されるため

診察をお受け頂くのに待ち時間が長くなることもございます。

みなさまにはご迷惑をお掛けしますが、

ご来院の際はお時間に余裕を持ってお越し下さい。

 

笈西

結膜下出血について

今回は検査担当の石渡が書かせて頂きます。

先日母が目が真っ赤になったと言って騒いでいたことがありました.

今までそんなことになったことが無かったらしく慌てて近くの眼科に行ったらしいのですが結膜下出血と診断されて戻ってきました。特に目薬も出されずそのまま自然に治ると言われホッとした様子でした。

この結膜下出血というものは充血とは違い、結膜下の小さい血管が破れ白目に血だまりのようなものができるのが特徴です。中には白目全体が出血で真っ赤になる人もいます。大体は1~2週間程で自然に引いてきます。出血量が多い方だと数カ月かかることもあります(兎の目のようになったなんて表現をされる方もいますね)。また、自覚症状はなく、家族や友人に指摘されて気付く方も多いようです。どちらにしても特に治療は必要はありません。また人に移る事もありません(周りの人からは心配されると思いますが、、、)。

また原因に関しては不明なことが多く、くしゃみや咳、過飲酒、月経、乾き、水中眼鏡の絞めすぎなどで引き起こされると言われていますが思い当たる誘因がなくても症状がでることも多いです。

たまになる分にはそこまで心配いらないのですが眼外傷を受けた場合、痛みやかゆみを伴う場合、頻繁に繰り返す場合などは他の病変も合併している可能性もあるので放っておかずに一度眼科を受診して精査してみてください。

新年のご挨拶

 

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明けましておめでとうございます。スタッフの村田です。

今年は、1/4より診療を開始致しました。本年も、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

今年の年末年始はお天気に恵まれ、気持ちの良い新年を迎えられた方が多かったのではないでしょうか?

気温も暖かく、空気も澄んでいたため、私の自宅付近の高台から綺麗に富士山を眺めることが出来ました!

また、年明け1/9まで、当院が入っているグランツリー内に巨大な招き猫が出現しました。とても大きな真っ黄色の招き猫で、大迫力でした。福を呼び込んでくれそうな予感です。

グランツリーでは季節ごとに様々なイベント、展示等を行っております。眼科へお越しの際はグランツリー内もウロウロしてみては如何でしょうか。

最後になりましたが、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたしております。

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お子さま受診のポイント その1

こんにちは。スタッフの菱沼です。

本日は、お子さまが受診する際のポイントをご紹介させて頂きます。

 

季節的に、内科や耳鼻科で痛みを伴う処置を経験している子も多く、「病院へ行く」と言うと

受診前からご機嫌斜めになってしまうお子さんも多いのではないでしょうか。

小学5年になる我が子も、インフルエンザ疑いなどで内科に受診する際には、かなり嫌がります・・・。

 

ここで、1つ目のポイントです

眼科へかかる前に説明をしてあげて下さい。

黙って連れ出して、着いた先が病院だったら・・・。大人でもちょっと嫌です。

*目が赤いから目の専門の先生に診てもらおう。目を見るから上手に瞼を開けてね。

*バイキンばいばいするお薬もらいに行こうね。先生が目をよーく見て、バイキンがいなくなってたらお薬おしまいだよ。

*学校から視力再検査するようにお手紙がきたから眼科で検査をしようね。

などなど。

なぜ眼科へかかるのか、お子さまの理解度に合った説明をしてあげて下さい。

ポイント「その1」は以上ですが、 最後にミニワンポイント追加です。

診察室(先生がいる部屋)は基本的に暗くなります。 診察時、看護師やスタッフから声かけしますが、

急に暗くなって驚かないように、事前にお子さまに知らせて頂けるとスムーズな診察につながりますので

お勧めです。

 

赤ちゃんの視力

こんにちは、視能訓練士の渡辺です。

早いもので2016年も残りわずかですね。

私は地元が静岡なので、年末あたりから帰省しようと思っているのですが、地元に帰ると親戚の集まりで普段より赤ちゃんや小さい子供と接する機会が増えます。

そこで今回は赤ちゃんの視力についてお話しようと思います。

みなさんは生まれたばかりの赤ちゃんはどれくらいの視力があるのかご存知でしょうか?

新生児の視力は、0.01~0.02ほどだと言われており、生まれたばかりの赤ちゃんが見るものは、ぼやけて形も認識できないほどです。

それが生後3ヶ月になると、なんとなく形が認識できるようになり、生後6ヶ月では視力が0.1ほどになり、動くものにも反応するようになります。

赤ちゃんの視力検査は、”均一な面よりも縞模様を好んで固視する”という赤ちゃんの特徴を用いた方法で検査を行います。

 

ひらと眼科が入っているグランツリーはとっても子連れに優しい施設で、通路も広く、眼科のすぐ隣にはベビールームもあるため、小さいお子さんがいても安心してお越しいただけると思います。

ひらと眼科では12月28日(水)午後~1月3日(火)まで休診になります。お間違えのないようお越しください。