月別アーカイブ: 2015年10月

海外の目薬

こんにちは。 ひらと眼科看護師の竹下です。

秋らしいさわやかな陽気が続いていますが、空気も乾燥してきています。

空気が乾燥していると、目の表面から涙液が蒸発しやすくなります。

ですので、ドライアイにもなりやすい季節でもあります。

私は以前フランスに住んでいた事があるのですが、フランスは一年を通じて日本よりも乾燥が強く、ドライアイに悩まされました。

日本から持参した目薬を使っていましたが、フランス人はこのひどい乾燥の中でも平気なのかな~?と思いました。

周りで目薬を使っている人、使っている姿を見かけた事はありませんでした。

あまり目の乾燥やドライアイを自覚する人は少ないようです。

薬局でも日本のような品揃えはなく…一番見かけるのがこちらです。

写真1

名前は INNOXA (イノクサ) お値段5.9€ (約800円)

説明書には〈角膜への水分補給によって、疲れ目の症状が和らぎます。〉とあり、ドライアイ対応の目薬のようですが、薬局の人は「白目がキレイになる、女優さんも愛用よ♪」と言っていたような…??

成分は天然由来で、説明書には ヤグルマギク/ニワトコ/カモミールマンサク・・・と植物の名前がズラリ。

ヤグルマギクのせいか、色は鮮やかなブルー!!

写真2

点眼した後の青い涙はなかなか衝撃的ですね。

つけ心地はやさしく、しみません。

※ちなみにフランス語で目薬は collyre (コリール)、またはgouttes pour les yeux (直訳すると目の為の滴)です。

日本ではドライアイの目薬はたくさんあります。

ドライアイの原因も乾燥だけでなく、様々な原因や要素があります。

目が疲れやすい、しょぼしょぼする、ゴロゴロするなどの症状がありましたら、ドライアイかもしれません。

一度受診してみてください。

 

ちょっとした目薬のはなし

こんにちは。ひらと眼科看護師の長谷川です。

突然ですが、目薬は上手にさせていますか??

手術、結膜炎、ドライアイ、疲れ目などなど眼科には点眼がつきもの(?)です。しかし「目薬が上手にできなくて…」という声をよく聞きます。

一般的にはこんな感じで点眼してくださいと言われるのですが…

img_20955_02

そうは言われても難しいものは難しい!!

色々とお話をうかがってみると「目に入らずあちこち落ちてしまう」という方が多いように思います。

特にほっぺたに目薬が落ちてしまうという方は上手に上を向けていない(向けない)ことが原因の可能性が高いです。

まず、背もたれのある椅子に浅めに座って

次に、背もたれに寄りかかって行ってください

これだけで上を向きやすくなると思います!

「目薬が苦手なの」という方は是非試してみて下さい!

また、「目薬が入ったかどうかわからない」という方は点眼薬を冷蔵庫で冷やして下さい。さした時に冷たいので入った感覚がすると思いますよ。

ちょっとした目薬のお話しでした。