月別アーカイブ: 2017年2月

ちょっとこむずかしい点眼のはなし【2】

こんにちは。ひらと眼科看護師の長谷川です。
今回は緑内障点眼のおはなしです。

昨年末に新しい緑内障点眼『ミケルナ配合点眼液(大塚製薬)』が発売されました。

 

 

 

 

 

 

これはミケランLA(カルテオロール→血流がよくなると考えられている)とキサラタン(ラタノプロスト→緑内障点眼薬の主流で副作用が少ないとされいる)の合剤で常温保存が可能です。

緑内障の同じような点眼の中ではしみることが少ないとされています(さし心地はヒアレインと同じくらいとのことです)
緑内障の点眼は毎日しっかりと点眼することが大切なので、さし心地が良いのはとても重要かと思います。
その点で長期点眼を行っていく上で期待しています。

この点眼の他にも新しい点眼の開発が行われ、新しい作用、さし心地の改良、血流改善などの眼圧以外の因子に有効に働く点眼も作られています。

点眼薬の処方については主治医とご相談下さい。

今年も、、

こんにちは

まだまだ寒い日が続きますが、今年もスギ・ヒノキの花粉シーズンがやってきましたね。

関東は昨年より飛散量が少ない地域もあるみたいですが

全国的には昨年より多く花粉が飛ぶ予報が出ているそうです。

花粉症には早めの対策が肝心なので、マスクや保護メガネをしても

症状がつらい時は我慢せず症状に合った診療科へ行くことをオススメします。

 

この時期には眼科にも、花粉症の患者様が多く来院されるため

診察をお受け頂くのに待ち時間が長くなることもございます。

みなさまにはご迷惑をお掛けしますが、

ご来院の際はお時間に余裕を持ってお越し下さい。

 

笈西