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この時期と言えば…花粉症…

こんにちは。スタッフの村田です。

この時期と言えばやはり花粉症…と言うことで、花粉症に関するマスクのお話を。

最近では、マスク着用も珍しい事ではなくなってきましたが、その分、マスクの種類も様々です。
お掃除中のホコリよけや、風邪・インフルエンザ対策や花粉対策はもちろん、黄砂やPM2.5といった空気中の微粒子対策用も出ています。

今回は、この違いについて簡単に説明したいと思います。

それは、フィルターの目の細かさです。マスクに使用されるフィルターにより、カットできる粒子の大きさが異なり、フィルターの目の細かさで大きく分類されます。

それぞれの粒子の大きさは                       

スギ花粉           30~40μm

黄砂             0.5~5μm

PM2.5            2.5μm以下

インフルエンザウィルス    約0.1μm

ですので、花粉が一番大きい粒子となります。

じゃあ、一番小さな粒子のインフルエンザ対策のマスクをすればいいんじゃん!と思った方もいるかと思いますが、そうではありません。

小さな粒子をカットできる=マスクのフィルターの目が細かい        という事になりますが、目が細かくなればその分、マスクのフィルターの層が増えるため、空気の通気性も悪くなります。長時間着用していると息苦しさを感じる可能性もあるため、花粉だけガード出来ればいいという人は、花粉対策マスクが楽だと思います。

それぞれの目的に合ったマスクを選択しましょう☆

点眼薬 補助道具の紹介

大寒を迎え、寒も本格的になってまいりました。

日本海側では大雪に見舞われている地域もあり、私の叔父の住む新潟県南魚沼市では積雪が4mを超えたそうです。雪かき雪下ろしのために早朝3時から除雪車を稼働させる毎日だそうで、スノーボードを楽しむ者として大雪の知らせは嬉しく思いますが、そこに暮らす方々の苦労を思うと喜んでばかりいられないなと複雑な気持ちになります。

さて、今回は目薬を点す際の補助道具を2つご紹介させていただきます。

点眼が苦手だという患者さんからお話を伺いますと、大きく2つの問題がありました。

①場所が定まらず、目に薬が入らない。

②指先の力が上手くコントロールできず、量が調節できない。

、、、どちらにしても目薬を多く使用していることになります。もったいないですし、緑内障点眼薬の中には副作用で肌につくと色素沈着する薬もあるので、できるだけ正確に目の中に入れたいですね。

1つ目の補助道具は、当院の患者様が使用していた物で、初めて見た物だったので撮影させてもらいました。

↓↓↓

「楽々目薬 アカンベー」 http://konnandou.com/?pid=91645164

目薬に両面テープで貼り付けるだけの簡単な物で、使用方法は、目の少し下の皮膚に軽く当てて下側に引っ張り、下まぶたを出してその中に薬を点眼します。
顔に手が固定ができるので場所がずれず、また、指先の力加減のコントロールも比較的上手くできるのではないかと思いました。

2つ目の補助道具は、インターネットで検索したなかで使い易そうな物だったのでご紹介します。

「らくらく点眼Ⅲ」 https://www.kawamoto-sangyo.co.jp/products/consumer/eye-consumer/rakuten32/

この道具の良い点は、指先で目薬の瓶をつまむのではなく、指全体でレバーを握れる点で、指先に力の入りずらい方も、調節がし易いのではないかと思いました。

(どちらの道具も全ての点眼薬に対応するわけではないので、使用中の点眼薬の形状の確認が必要です。)

以上、菱沼からのご紹介でした。点眼上手になって点眼のわずらわしさを少しでも減らせたら良いですね。