海外の目薬

こんにちは。 ひらと眼科看護師の竹下です。

秋らしいさわやかな陽気が続いていますが、空気も乾燥してきています。

空気が乾燥していると、目の表面から涙液が蒸発しやすくなります。

ですので、ドライアイにもなりやすい季節でもあります。

私は以前フランスに住んでいた事があるのですが、フランスは一年を通じて日本よりも乾燥が強く、ドライアイに悩まされました。

日本から持参した目薬を使っていましたが、フランス人はこのひどい乾燥の中でも平気なのかな~?と思いました。

周りで目薬を使っている人、使っている姿を見かけた事はありませんでした。

あまり目の乾燥やドライアイを自覚する人は少ないようです。

薬局でも日本のような品揃えはなく…一番見かけるのがこちらです。

写真1

名前は INNOXA (イノクサ) お値段5.9€ (約800円)

説明書には〈角膜への水分補給によって、疲れ目の症状が和らぎます。〉とあり、ドライアイ対応の目薬のようですが、薬局の人は「白目がキレイになる、女優さんも愛用よ♪」と言っていたような…??

成分は天然由来で、説明書には ヤグルマギク/ニワトコ/カモミールマンサク・・・と植物の名前がズラリ。

ヤグルマギクのせいか、色は鮮やかなブルー!!

写真2

点眼した後の青い涙はなかなか衝撃的ですね。

つけ心地はやさしく、しみません。

※ちなみにフランス語で目薬は collyre (コリール)、またはgouttes pour les yeux (直訳すると目の為の滴)です。

日本ではドライアイの目薬はたくさんあります。

ドライアイの原因も乾燥だけでなく、様々な原因や要素があります。

目が疲れやすい、しょぼしょぼする、ゴロゴロするなどの症状がありましたら、ドライアイかもしれません。

一度受診してみてください。