乱視について

こんにちは。検査担当の石渡です。

今回は乱視について少しお話しようと思います。

まず、乱視という言葉はよく聞くけれど実際にどういった見え方なのかを知らない人も多いと思います。

乱視の主な症状として二重にみえる・ブレて見える・ぼやける・夜見づらくなる等です。意外と最後の夜見づらくなるという方は乱視持ちの方が多いです。夜空の月が2つに見えたり、信号の光が伸びて見えたりするなんて言われたりしますね。また乱視の未矯正は眼の疲れの原因にもなります。

実はほとんどの人が乱視を持っています。ただ、わずかな度数の乱視の場合は放っておいても見え方に影響がない為気づかない方も多くいます。

乱視の矯正は眼鏡、コンタクトレンズで行います。乱視の度数にもよりますが、よっぽど強い乱視じゃない限り両方で対応できます。ただ主流の使い捨てソフトコンタクトだと乱視の度数や軸が規格で決まったものしかないのでピッタリ合わせるのはなかなか難しくなります。その場合はハードコンタクトレンズでの矯正になります。ハードレンズはその人の目の形に合わせて作るものになるので乱視の大部分の角膜乱視をしっかり矯正してくれます。また円錐角膜などの不正乱視にもハードレンズは対応してくれます。なので乱視矯正においてハードコンタクトレンズが一番有能とも言えますね!

たまに乱視にならないようにはどうすればいいですかと聞かれることがありますが、こればっかりはなる人はなるし、ならない人はならないとしか言えません。しかし、目を細めて物を見るのはやめた方がいいと言われてます。眼球の圧迫が角膜の変形につながるとか。。。

なので目を細めて見るクセがある人は直した方がいいかもしれませんよ(・・?