ちょっとこむずかしい点眼のはなし【2】

こんにちは。ひらと眼科看護師の長谷川です。
今回は緑内障点眼のおはなしです。

昨年末に新しい緑内障点眼『ミケルナ配合点眼液(大塚製薬)』が発売されました。

 

 

 

 

 

 

これはミケランLA(カルテオロール→血流がよくなると考えられている)とキサラタン(ラタノプロスト→緑内障点眼薬の主流で副作用が少ないとされいる)の合剤で常温保存が可能です。

緑内障の同じような点眼の中ではしみることが少ないとされています(さし心地はヒアレインと同じくらいとのことです)
緑内障の点眼は毎日しっかりと点眼することが大切なので、さし心地が良いのはとても重要かと思います。
その点で長期点眼を行っていく上で期待しています。

この点眼の他にも新しい点眼の開発が行われ、新しい作用、さし心地の改良、血流改善などの眼圧以外の因子に有効に働く点眼も作られています。

点眼薬の処方については主治医とご相談下さい。