こんにちは。ひらと眼科看護師の長谷川です。
当院では白内障の手術などを行っていますが、その手術に使っている器具を紹介したいと思います。
今回は『コリブリ鑷子(せっし)』です。
眼科は普通の外科系の手術に比べて器具がとても小さくて繊細。
この鑷子は大きさが約7.5センチメートルくらい。
しかし、この鑷子はとてもすぐれもの!
1本で有鈎(ものをつかんだりする)と無鈎(おさえたり、もったりする)の2役出来るんです。
先端が有鈎、反対に持ち替えるとカーブしているところが無鈎として使えます。
有鈎のところをもっとアップで見てみると・・・
こんな感じです。
片方は鈎1つ、もう片方は鈎2つ。
この鈎でしっかりとつかみます。
この鑷子でもまだ大きい方。もっと先が繊細なものも・・・
眼科の器具はとても取り扱いに気を使います。
でも、まだまだ面白い器具もあるのでまた紹介します。