紫外線と白内障

こんにちわ。看護師の小林です。5月から「ひらと眼科」で働いております。まだ動きがぎこちないですが宜しくお願い致します。

梅雨真っ最中、どんよりした日が続くと太陽の日差しが恋しくなるものですね。日差しと言えば紫外線です。最近では、天気予報でも紫外線情報がでています。この紫外線が眼にも影響があるのはご存知でしょうか。曇りの日でも、紫外線が弱くでていることから、これからの時期は紫外線に注意したいと思います。

紫外線は「シミ」や「シワ」、「たるみ」の原因になり、肌を老化させてしまいます。これと同じくらい気にしてほしいのが、眼の病気「白内障」です。

では、なぜ紫外線が白内障の原因になってしまうのでしょうか。

紫外線は眼の水晶体で吸収され、長い間紫外線を浴び続けることで水晶体のたんぱく質に変化が起こり、濁ってきます。これが白内障です。

白内障はお年寄りの目の病気と思われがちですが、WHO(世界保健機構)の報告では白内障の約20%は紫外線が原因とされています。

肌と同様に目の老化を遅らせるためには、「紫外線対策」が大切です。お出かけの時には日傘や帽子、サングラスなどで保護するようにしましょう。~余談ですが、目に影響を与えるのは朝よりも夕方の日差しほうが多いらしいです~紫外線を浴びたからといってすぐに白内障になることはありませんが、10年・20年かけてゆっくり進行していくことが多いので、今からしっかり対策を心がけていきましょう。