高齢者の医療費と保険料が変わりました。

こんにちは。関東地方は雨続きで残暑の厳しさが少し和らいでいます。

しかしながら、洗濯物が片付かないのでカラッと晴れてほしいと願う、スタッフの菱沼です。

 

さて、今回は、高齢者の保険料と医療費についてです。

 

この10年で70歳以上の高齢者数は1.3倍に、国民医療費も1.3倍になったそうです。

今後、国民医療費はますます増える見込みです。

そのため、若い世代との間や、同じ高齢者の中での公平を図るため、高齢者の所得に応じた

保険料の引き上げや、医療費の自己負担額の上限を引き上げる改訂がなされました。

 

まず、今年の4月から75歳以上で年収153万円以上の方の保険料が上がりました。

 

それに続きまして、今年の8月からは医療の自己負担額の上限額が上がりました。

 

医療の自己負担額の上限額について少し詳しくお話しすると、

70歳以上の方のうち、年収が約156万円以上の方(窓口負担割合が2割または1割の方)の

医療費の自己負担額は 外来では、月額12,000円 →→→ 月額14,000円 に。

70歳以上の方のうち、年収が約370万円以上の方(窓口負担割合が3割の方)は

外来では、月額44,400円 →→→ 月額57,600円 へと上がりました。

 

70歳以上の方のうち、住民税非課税世帯(年金収入80万円以下の方)については、

外来月額上限額は8,000円 と、据え置きされています。

 

今後、平成30年(2018年)にも、70歳以上の所得に応じた保険料の引き上げ、医療の

自己負担額の引き上げがされるそうです。

 

ひらと眼科では、主に手術をされる患者さまの自己負担金額が変わってきますので、

ご注意下さい。

 

詳しくは

厚生労働省 高齢者医療制度」 (厚生労働省ホームページ)

厚生労働省保健局 高額療養費制度の見直しについて」 (pdfファイル)

をご覧ください。