眼球打撲、受診のポイント

こんにちは、検査員の梅澤です。

今日は眼球打撲について少しお話ししたいと思います。

皆さん日々生活している中、意図せず眼を強打してしまった!!なんて覚えありませんか?

原因は様々あるかと思いますが、その際眼科を受診する時、伝えて頂きたいポイントがいくつかあります。

「見づらくなった」「腫れた」「虫のようなものが飛んで見える」等の現在の症状と共に

・いつ

・どんな形状の物が

・どんな状況で

眼にぶつかったか?という事です。

激しく腫れたり内出血していたりと、外見上派手に見える時は急いで受診して頂けるのですが、見た目が何ともないとついつい先送りにしてしまうかと思います。

実は、打撲したのに見た目は特に何ともないという時の方が、眼の中に網膜裂孔や出血といった重症を負っている事が多いのです。

そんな時は特に現在の症状+上記3点が重要になってきます。

例えば「軟式野球のボールがぶつかってちょっと見づらいけど、ぶつけたばかりだし見た目は腫れてもいないし、柔らかい物だったから心配しなくてもいいや!」

と考え、眼科の受診も特にせず、おかしいなと思い数日後に受診した時にはもう手遅れなんて事にもなりかねません。

打撲後、眼に何か症状が出た時はすぐに受診して頂く事は勿論ですが、お仕事等でそれが叶わない時は、症状に加え打撲した時の状況を詳しく教えて下さいね。